アラサーOLはらぺこさのじ。毎月恒例となっている、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル「トスティーナ」のデザートブッフェに行ってきました。
9月のテーマは“マロン スイーツ&ベーカリー”!栗の良さをフル活用した、独自性の高いスイーツを楽しめるとのこと。
この情報をキャッチした栗好きの私は、絶対に行こう・・・と心に決めていました。そして、ついに訪問。
実際に行ってみたら、想像以上に魅せられてしまったことをここに記したい。
春夏秋冬で通いたくなる。シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル「トスティーナ」
■ カフェ トスティーナ
営業時間:7:30~23:00
ケーキベーカリー販売 10:00~23:00
デリカテッセン販売 8:00~23:00
場所:千葉県浦安市舞浜1-9 シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル 2階(ロビー階)
アクセス:ディズニーリゾートライン「ベイサイド・ステーション」にて下車後、徒歩または無料シャトルバスにて1分
電話:047-355-5555
HP:https://www.sheratontokyobay.co.jp/restaurant/toastina/
ぐるなび:
https://www.google.co.jp/amp/s/amp.gnavi.co.jp/r/a904703/
備考:舞浜駅~ホテル間の送迎バス有り(時刻表はこちら)
やってきました。舞浜駅からシャトルバスで10分の場所にある、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル内のカフェ「トスティーナ」です。
“豪華客船の甲板にあるカフェ”をコンセプトにした店内
ホテルのレストランでありながら、カジュアルさもある。ついふらりと立ち寄りたくなる雰囲気のお店で、くつろぎ感は格別です。
席と席の間隔が広めなので、周囲の目もさほど気になりません。そこから生み出されるくつろぎに、思わずおしゃべりもはずみそうです
スイーツ好きが悶絶する絶品の数々!「トスティーナ」9月のブッフェ台
訪れるゲストを魅了するブッフェ台は、お店入り口付近の広々とした空間に位置しています。
華やかなムースケーキをはじめ、旬の果物を飾り付けたゼリーやクリームたっぷりのケーキが勢ぞろい!美しい品々が並ぶブッフェ台は、見ているだけで幸せな気分になります。
「トスティーナ」のスイーツは、誰もに好まれる味付けでありながら、ありそうでない組み合わせのものばかり
煌めくスイーツを見ながら、「どれから食べよう」と考える時間が最高に楽しい・・・!メニュー数がめちゃくちゃ多いわけではありませんが、バリエーション豊富に揃っているという印象です。
フルーツカクテル
洋なしショートケーキ
きなこシフォンケーキ
ヘーゼルナッツケーキ
キャラメルとアールグレイのケーキ
フランボワーズムースとカルピスムース
オレンジチーズケーキ
マスカルポーネムースとオレンジゼリー、シャンパンムースと巨峰ゼリー
カシスムースとソーダゼリー、ミルクチョコムースとコーヒーゼリー
ほうじ茶パンナコッタ、ピスタチオブリュレ
食欲の秋にふさわしい!9月限定”マロン スイーツ&ベーカリー”
「トスティーナ」では月ごとに異なるテーマを展開しており、通い詰める楽しみを感じられます。
9月のテーマは“マロン”。一口に栗と言っても、その味わいは様々で千差万別です。
気になるラインナップは、秋らしい組み合わせの「栗と洋梨のケーキ」、芳醇な栗の香りとチョコレートの甘みを贅沢に味わえる「マロンとチョコレートのタルト」、コーヒーのビターさをしっかりと効かせた「マロンカフェ」の3種類
月替りのスイーツを目当てに、足しげく通う方も少なくないそう。私自身もこの月替りのスイーツを食べるためだけに、わざわざ舞浜まで足を運ぶ価値があると考えております。
秋の味覚に満たされる
というわけで、スイーツ全種。全部並べたらこんなに豪華になりました。
大好きな栗スイーツを前に心が震える。ここはこの世の天国だろうか・・・
1皿目
栗と洋梨のケーキ、マロンとチョコレートのタルト、マロンカフェ
華やかな甘さの洋梨と芳醇な栗の風味。2種類の異なる味が一体となったムースケーキは、バランスの良い美味しさです。
洋梨のムースには洋梨のキャラメリゼ、 マロンムースにはマロンのコンポートがたっぷり
甘さ控えめな仕上がりで、素材そのものの味が分かりやすい。華美ではありませんが、きちんと記憶に刻まれる味わいです。
「マロンとチョコレートのタルト」は栗感が濃密で、口にするたびにため息が出ます。
チョコの味に支配されることなく、栗の味が生きていて、贅沢で上品な栗の甘味がたまりません。
チョコレートのリッチなコクが、栗の繊細な美味しさを絶妙に引き立てています
タルト生地の中に閉じ込められた、そぼろ状の栗のインパクトも大きい。ホクホク感がある渋皮栗は、なかなかの存在感があります。
コーヒーのテイストを効かせた「マロンカフェ」は、甘味と苦味のコントラストがはっきりしたムースケーキ。全ての層を一緒に味わうと、口の中で甘味と苦味が混ざり合い、至福の瞬間が訪れます。
ムースの中に閉じ込められたコーヒーブリュレの苦味は、栗の美味しさが凝縮されたムースの中で、存在感のあるアクセントになっています。
土台の生地は、ホロホロっとした脆い食感のサブレ生地。ほのかな甘味とバターの風味があるサブレ生地は、マロンムースとの相性の良さを感じられます
2皿目
ヘーゼルナッツケーキ、キャラメルとアールグレイのケーキ、ほうじ茶パンナコッタ、ピスタチオブリュレ、きなこシフォンケーキ
この上なく贅沢な味わいの、ヘーゼルナッツ尽くしのケーキ。ダックワーズのようなサクサク生地を噛み締めると、まったりと濃厚なヘーゼルナッツの旨みが広がります。
中に挟まれているのは、ヘーゼルナッツのクリーム。クリームと生地は良く馴染み、口の中でひとつに溶け合いながら、芳醇で奥行きのある味を感じさせてくれます
「キャラメルとアールグレイのケーキ」は、個性のある味わい。口に入れた瞬間から余韻に至るまで、アールグレイの風味を力強く感じます。
口溶けの良いキャラメルクリーム、カリカリのパールチョコとパリッとしたチョコレートのトッピング、生地のふわふわ食感が心地良い。様々な味の要素を盛り込みながら、全体的には纏まりのある仕上がりになっています
このパンナコッタはトロトロ!ほうじ茶の風味がすごい・・・!
口の中に広がるほうじ茶の風味は滋味たっぷりで、口にするほどに幸せな気持ちでいっぱいになります。
まさに”悪魔的ウマさ”のパンナコッタ。あまりの美味しさに奇声を発してしまった
そして最大のポイントは、味変できるソースが添付されていることでしょう。
パンナコッタに和えるのは、ほうじ茶との相性が良い黒豆ソース。パンナコッタと良く馴染み、ほうじ茶の美味しさを引き立ててくれます。
きな粉を使用したケーキはあまり食べたことが無いので、かなり新鮮な印象。きな粉の優しい甘味が感じられる、素朴な味わいのシフォンケーキです。
やや厚みのある生地は、ふんわりと柔らかく軽い食感。トッピングのクリームがふんわりしっとりとした生地に、滑らかさと口溶けの良さを与えています。
生地の中には小豆がぎっしり!ほっくりと粒感がある小豆は、きな粉味の生地に良く合います
決して派手な見た目ではない「ピスタチオブリュレ」ですが、味わい深さが尋常ではありません。ピスタチオの個性が色濃く出た、味わいの豊かさに驚くこと必至です。
滑らかに口溶けながら、ピスタチオの濃厚なコクを広げていきます
濃厚なブリュレの下には、甘酸っぱいベリーのコンポートが敷かれています。角のないベリーの酸味が、また絶妙にピスタチオの美味しさを引き立てていると感じました。
「フランボワーズムースとカルピスムース」はふんわりと軽く、驚くほどエアリー。食感は優しいのに味はしっかり。口の中で弾けるような、フランボワーズの甘酸っぱさがたまりません・・・!
ふんわりしたムースはフランボワーズ感が弱めですが、鮮やかな表面のグラサージュが、フランボワーズの甘酸っぱさをしっかり主張します。
カルピスムースの、鼻から抜けるような爽やかな甘さが心地よい。カルピスの風味が入ることで、フランボワーズの酸味がより際立つように感じます
この「オレンジチーズケーキ」はチーズのクリーミーさと、まろやかなコクを感じられる逸品。甘さを抑えたチーズの味わいに、オレンジのほのかな苦味が上品で、すっきりとした美味しさを演出します。
食べるほどにチーズの美味しさが増していく・・・。チーズの独特なクセはあるものの、爽やかな後味でくどさはありません
トッピングのオレンジはただの飾りではなく、重要な役割を果たしています。オレンジが入ると爽やかさと苦味がプラスされ、食べ飽きない味に変化するのです。
3皿目
シャンパンムースと巨峰ゼリー、マスカルポーネムースとオレンジゼリー、カシスムースとソーダゼリー、ミルクチョコムースとコーヒーゼリー
マスカルポーネのムースとオレンジゼリーを組み合わせたこちらの一品は、かなり甘さ控えめな仕上がり。爽やかなオレンジの酸味が全体の印象を軽やかにし、バランスの良い美味しさに仕上がっています。
オレンジゼリーはフルーティーな酸味を感じさせながら、ムースの繊細な甘さを邪魔をしません
ふんわりと軽やかな口当たりで、あっさりと軽い味わい。さっぱり味わえるので、箸休めとしても最適です。
鮮やかな紫色が目を惹く、「シャンパンムースと巨峰ゼリー」。その味わいは複雑でいて繊細。巨峰の甘く豊かな果実味とシャンパンの優しい酸味が、互いに互いを引き立て合います。
滑らかなムースからはシャンパンの風味が爽やかに香り、口溶けの良いゼリーは程よい酸味と甘味が特徴
甘い物が苦手な方にも好まれそうな味わいです。余計な甘味を付けないことで、巨峰本来の甘さを際立たせているように感じます。
淡い紫色が美しく映える「カシスムースとソーダゼリー」は、甘味と酸味のバランスが最高。カシスの酸味は穏やかで角がなく、ミルキーな甘味とまろやかなコクを感じられました。
アクセント程度の優しい酸味が心地良い。全体的にはマイルドな味わいで、口が次のひと口をつい求めてしまう
深いコクと独特の苦味、「ミルクチョコムースとコーヒーゼリー」は大人の味。苦味と甘味のバランスが良く、全体的にはマイルドで食べやすい仕上がりです。
弾力のあるコーヒーゼリーは、キレの良い後味が秀逸。コーヒーの旨味とコク、深みのある味を堪能できます
中のムースは滑らかで口溶けが良く、乳脂肪のまったりした甘味がある。ミルクチョコ味のムースはコーヒーのビターさに匹敵するだけの、力強さがあるように感じました。
食が進む軽食も用意。ランチ利用としても
トスティーナのブッフェはスイーツをメインにしていますが、サラダやサンドウィッチのほか、豊富な軽食メニューを用意。味はもちろんのこと、素材にもこだわられた絶品が揃います。
こだわりのデザートとともに、こだわりの軽食を楽しめます。スイーツよりも軽食メニューを楽しむゲストも増えているという。
見るからに美味しそうな、サンドウィッチやパンがたくさん!
「トスティーナ」は“デザート&パンブッフェ”に改名した方がいいくらいに、パンのラインナップが充実しているブッフェであります。見た目も味も最高すぎる品々は、是非とも全種類試してほしいところ・・・!
食パンのサンドイッチは、日替わりで2種類
「タコスのクロワッサンサンド」などの変わり種も
選択肢が広大なパンコーナー・・・素晴らしい・・・。お惣菜系のパンだけでなく、デザート系のパンも豊富に並びます。
以前エンカウントしたことのある「マサラダドーナツ」を見つけ、思わず「アッ」と声を上げてしまいました
月替りのメニューはパンコーナーにも展開中。
9月限定のフェア品は、「栗のスイートロール」と「マロンデニッシュ」。どちらも栗の美味しさが際立つ逸品です。
ブッフェ台にはフライドポテトやホットサンドなどの、温かい状態が保たれたホットミールも陳列されています。
「春巻きパン」!気になる
こちらのピザはアツアツが嬉しい
好みのトッピングやソースを組み合わせられる「クロワッサンワッフル」は、子供から大人まで、世代を問わず人気を集めているメニューです。
選べるトッピングは4種類。ソースも4種類用意されています
チョコソース、メープルシロップ、チョコレートクランチ、ブルーベリーソース、ホイップクリーム、マンゴーソース、カラーチョコスプレー、アーモンドクランチ
食事に緩急をつけられる名脇役、冷菜メニューも忘れないでください。
冷菜メニューもこだわりの内容。その日ごとに変わるメニュー2品に、定番のサーモンのマリネを加えた3種類。
この日のメニューは「ローストチキンと里芋のサラダ」と「ローストポークとキノコのサラダ」
季節を感じる冷製スープも、是非いただいておきましょう
軽食もお腹いっぱい食べました
「トスティーナ」のブッフェは、つい我を忘れて、いろんなものを食べたい衝動にかられがちです。自制心を働かせたつもりが、気が付いたら、山のような盛り皿になっていました。
「トスティーナ」に来ると、自分の欲望に従ってしまう。危険すぎる
とりあえず・・・と手を付けたのは、冷菜メニューの盛り皿。冷菜メニューは胃にするすると吸い込まれ、無限に食べられるように思いました。
豚肉の旨みがしっかりと伝わるローストポークに、しっとりジューシーなローストチキン。ねっとり濃厚なサーモンマリネは、味わいを存分に噛みしめたくなります
中でも、クリームチーズソースを合わせたローストチキンの美味しさに悶絶・・・!濃厚なチーズのヴェールを纏ったチキンは、噛めば噛むほどクセになります。
シンプルなスープも、個性ががっつり特出している。グリーンピースのコクと奥深い旨みを味わえる冷製スープは、さすがの一言
タコスとクロワッサンの組み合わせは、衝撃的なほど相性が良かったです。メキシカンの風味とバターの風味は、合うことがよく分かりました。
ジワジワ出てくるスパイシーな風味がやみつき味。一口で全部食べると、めちゃくちゃ美味しい
食パンを使ったサンドは素材がしっかりしている。中に挟まれた野菜やフルーツが、みずみずしくて美味しい。
「照り焼きチキンとスクランブルエッグのサンド」は、量こそ多くないものの総量がボリューミー。
卵感がたっぷりのスクランブルエッグと柔らかい照り焼きチキンは相性が抜群。ぎっしりすぎるくらい詰まっていて、満足感がしっかりあります
バジルとチキンのピザは、バジルが食べるたびに主張してくる。ピザ生地がシンプルであることで、バジル感を強く感じられたような気がしました。
サーモン&バジルのホットサンドは、そのまま試しました。具は少ないけどまあいいか・・・と、大らかになるくらい、ほぼほぼ美味しかったです。
こちらは、カラッと揚げられた「春巻きパン」。映えとは対極にあるビジュアルですが、かなり美味しい。
あまりの油っぽさに肥の予感が拭えない・・・。カロリーを気にしない方に猛烈にオススメします
密度が高いチュロスは、ザクッとハードな歯触り。カリカリザクザクの食感と、こってりした甘さがたまりません。
「キャロットロール」は、味が優しくて美味しい。ただ、にんじんの風味はあまり感じない。
事前に知っていなかったら、気付いてなかったに違いない・・・。中に入った、クリームチーズのインパクトの方が強いかも
そして、あまりに間違いがなさすぎたのが「マサラダドーナツ」。濃厚ながらも、食べ疲れのしないカスタードクリームが特徴的です。
存在感をしっかりと残しつつも、食べやすい印象。生地も軽い仕上がりなので、ペロリと食べることができます
この「栗のスイートロール」は、細かく刻まれた黄栗が贅沢に使われていました。甘くほくほくとした栗の味わいを、生き生きと感じられる仕上がりとなっております。
その栗の美味しさを引き立てるのが、シンプルなロール生地。ふんわりしっとりした食感で、栗の美味しさを幾重にも増してくれます
香ばしいデニッシュ生地に、 ほうじ茶風味のカスタードクリームとマロンクリームの組み合わせ。デニッシュ生地のサクサクと歯に響くような心地良い食感が、ふんわりとしたクリームの食感と絶妙にマッチしています。
濃厚な栗の甘味を持つ、マロンクリームも圧巻だ。バター感のあるデニッシュ生地との相乗効果で、深い味を生み出しています
「トスティーナ」のメニューの中でもお気に入りの一品。「クロワッサンワッフル」の生地はサクサクで、甘さ控えめな優しい味。
たっぷりの生クリームを乗せて食べると、幸せな美味しさ。
大好きな生クリームも、掛け放題というのが嬉しい。遠慮無くいっぱい盛り付けて、モリモリいただいてしまいました。
「トスティーナ」は、2019年時点で世界一好きなお店
最後に紅茶を2杯いただいたところで、ブッフェタイムは終了。
今回もとても美味しくいただきました。ごちそうさまです。
それでもまだまだまだ食べたい。食べられると思うのは何故だろう・・・自分が怖いです
「トスティーナ」のデザートブッフェの良さをみんなに知ってほしいけど、人気が出すぎても困るから、あまり広めたくない。そう思ってしまうくらい大好きなお店です。
平日金曜日は子連れ客で賑わっていたという印象。穏やかな気持ちでブッフェを楽しむなら土日が良い?というのが、毎月通いの筆者が感じたことです
舞浜駅からホテルまでは、シャトルバスかディズニーリゾートラインで10分ほど。パークに遊びに行くついでに訪れることも珍しくありません。
これから行こうと思っている方は是非、参考にしてみてください。
■ トスティーナ デザートブッフェ
利用時間:金曜 14:00~17:00/土曜・日曜 15:00~17:00
利用料金 :
金曜 大人 2,300円/4才~12才 1,150円
土曜・日曜 大人 2,600円/4才~12才 1,300円 ※税サ込予約:公式HPからオンライン予約、もしくは電話予約
電話:047-355-5555(代表)
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